1.みどりの日特集（新聞メディアを活用した認知・理解促進）[課題（1）（2）（3）]

企画概要

フジサンケイグループの「ビジネスアイ」という新聞紙面を活用し、５月４日の「みどりの日」に、緑化活動に関する８ページの特集記事を掲載。
一定の信頼度を得られるよう、新聞メディアを選択。

また、今後企業募金に注力する、という戦略に基づき、ビジネス系の紙面を採用。

また、緑化活動は、植林行動から森の循環に視点移すべき時代的背景を踏まえ、「使う緑化から植える緑化へ」をテーマに、「国産材を使う」にフォーカスした内容を訴求する。

＜目的＞

「緑の募金」についての認知と信頼度を高め、かつ具体的な取り組みについての理解を深める。

2. WEBプロモーション（2015年〜2017年）[課題（1）（2）（3）]

企画概要

いままでオンラインでのプロモーション展開を行なっていなかったため訴求できる層に偏りがあった。また、調査データからも若年層〜主婦層までの認知・理解が弱いことがわかっている。そこで、明確なターゲティングができるWEBプロモーションを採用し、より強化したいターゲットにピンポイントで訴求。また、ロングページ型のLPを作成し、読み物としても読み応えのある記事的な内容にし、「緑の募金」の理解度を深める工夫をした。

目的

WEB広告からの募金に繋げること及び個人と法人それぞれについて本施策の有効性について判断すること。また、「緑の募金」の認知・理解を広げ、深めること。

■2015年度

※この年の工夫：ターゲット別にバナー及びLPをわけて、それぞれのメッセージや表現を変え、より刺さりやすいクリエイティブを模索した。

■2016年度

※この年の工夫：ファーストビューのメインビジュアルを、募金キャンペーン期間中に同時展開しているポスターと合わせることで、よりイメージの結びつきを強くできるようにした。また、この年からSNSへの展開も視野に入れるようにした。

■2017年度

※この年の工夫：この年は全てのプロモーションを法人向けに特化させる、ということでWEBも法人担当者だけを意識した展開とした。

また、この年からプロモーション全体のコンセプトを統一し、「植える緑化から、使う緑化へ」というキャッチコピーを採用。

まだ世の中の多くの方が、「緑化＝植林」のイメージを持っていることを払拭し、「森の循環」に意識を向けることを目的とした。

３. メルマガの運用（2017年〜）[課題（2）（3）（4）]

企画概要

これまで各イベントや取組みにおいて取得したメールアドレスを活用し、既存の募金者（個人・団体含む）に対して、タイムリーなイベント情報や活動報告を、メルマガとして送付する。

目的

既存募金者の方に対して「緑の募金」に対する理解度とロイヤリティを深めるためのプッシュ型かつ継続的なコミュニケーションの基盤作りを行う。また、今後のSNSでの展開も視野に、取材・ライティング・配信の仕組み作りを行う。

４. 法人向けパンフレットの刷新（2015年）[課題（1）（2）]

企画概要

これまで法人への募金の依頼をする際に、継続的に利用できるパンフレットがない、ということでデザインから全て刷新を提案。

ここでも、単に募金を依頼する、というよりも、「緑の募金」の理解を深めていただくように、いま森が抱えている課題などの背景から説明し、緑の募金の意義や有意性を理解いただけるような構成とした。

また、多くの方が、「緑の募金」＝「お金の寄付」しか知らないので、それ以外にも「カードのポイント募金」「自販機の売上募金」「寄付金付き協賛商品」「企業の森」など様々な募金方法があることを紹介した。

目的

国土緑化推進機構様にとって、企業募金というのは非常に大きな割合を占めており重要である。各社訪問する際に、堅苦しくないデザインで、緑の募金の意義と必要性、そして各企業に合わせた無理のない様々な取り組みがあることを理解していただき、募金に繋げること。

※本件の工夫：ポップなデザインで、募金の堅苦しさを払拭。また、差し込みで使えるカバーを採用し、毎年変更になる資料なども随時入れられる仕組みにした。

カバーデザイン 中面

渋谷エルビジョン（2010年3月～2013年12月終了）

高田馬場稲門ビジョン（2009年6月～2014年11月終了）