COLUMN
【社長ブログ】終わりの始まり、始まりの始まり。

CATEGORY:1.経営・マネジメント

TAG:小林広治 戦略

DATE:2019.01.09

終わりの始まり、始まりの始まり。

■2019年の目標

こんばんは、キズナキャスト小林です。

少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

平成最後のお正月はいかがお過ごしになられましたでしょうか?

私は1月1日に、家族恒例で、近所の氏神様への初詣と、浅草寺への初詣に行ってまいりました。

そして、2日からは、昨年末に11年ぶりにリニューアルしたこちらのWEBサイトのコンテンツを充実させるために、引きこもって仕事していました。

お陰さまで、何とか連休中に形にすることができ、ホッとすると同時に、それなりの達成感を得ることができました。

ところで、みなさま今年の目標など考えていらっしゃると思いますが、私は毎年具体的な目標の前にテーマを決めるようにしています。だいたい4文字以内の単語にしておりまして、昨年のテーマは「匍匐前進」でした。

 

そして、今年のテーマは、

「涓滴岩穿(けんてき、いわをうがつ)」

に決めました。

意味は、一滴一滴のしずくが、同じ場所に落ち続けることで、いつしか岩にも穴をあける、ということです。

つまり、信念を持って、一歩一歩着実に、そして決して諦めずに前に進み続け、最後は一点突破で大きな成果を上げよう、という決意になります。

これは、わが母校の諏訪清陵高校の「自反而縮 雖千萬人 吾往矣(自ら反(かえり)みて縮(なお)くんば、千万人と雖も、吾往かん。)」の孟子の言葉にも通じます。

 

ちなみに、私の信念というのは、今の日本社会のほとんどの企業が旧時代型の「指示命令型組織」で、これらが社会のボトルネックとなり、多くの働き手を苦しめ、自らの成長の足かせにもなっている。したがって、これらの企業を新時代型の「自立型共創組織」へ革新することで、働き手一人ひとりがもっといきいき!わくわく!働ける環境を創り、企業の生産性も革新し、結果的に日本社会を明るく元気に、そして世界でもう一度日本にしかできない役割をシッカリと演じられる国にする、ということです。

 

また、当社は来年2020年に20周年を迎えるので、そこを1つの大きなマイルストーンとして捉えています。その意味でも、今年はその最終準備の年として、乗り越えるべきものを乗り越えておく必要があります。

そして、来年4月には20周年の感謝祭と、私の大好きなお酒の解禁祝いを盛大に行う、というのが5年越しの私個人の目標になります(笑)

 

■2019年の予想: 「終わりの始まり、始まりの始まり。」

さて、2019年について、色々な方が予想・予測されておりますが、私も企業の戦略支援を本業としている立場から、みなさまの今年の計画のお役に立てれば、という想いで、予測をお伝えしたいと思います。

一言でいえば、今年は、更に新時代に向けての変化が加速し、いよいよその変化が目に見える形でその多くが出現してくる年と見ています。

そこで、今年は、「終わりの始まり、始まりの始まり」という少し大胆な予測を立てました。

つまり、旧時代的なものはいよいよ終局に向けて大きく衰退を始めると思われます。これがつまり「終わりの始まり」です。

また、新時代を牽引する新しいビジネスや企業が目に見える形で台頭してくることを予測して「始まりの始まり」としました。

 

ただ、市場経済全体としての予測は、正直難しいです。。。

「終わり」の方が強まれば、一旦大きく沈む可能性もあります。逆に「始まり」の企業の発展が大きくなれば、バブル的上昇の可能性もあります。正直このバランスは読めません。

しかし、年末年始の市場の動きを見ていると、もしかして大暴落もありうるのでは、と少しドキドキしています。

 

■予測の根拠

私の予測の根拠のベースは、何度もお伝えしている「情報化社会の終焉」、そして「新時代への変化」です。

この大変化については、私は3年ほど前から伝え始めていますが、まだまだ理解している人が少なすぎると感じていますので、もう一度この場でも軽くお伝えしておきたいと思います。

2011年に世界の携帯電話普及率が84%に達したところを「情報化社会の終焉」と位置付け、この年を変化への起点とした時に、15年で社会が変わる説に基づき、2026年には全く新しい社会が訪れている、という考えです。

ドラッカーも2000年に書かれた「プロフェッショナルの条件」の冒頭部分で、「今日のところ、2020年ないし25年の企業の姿がどのようなものになるかは誰にも分からない。」と言っており、2020年~25年の間に大きな変革が起こり、新しい時代が見えてくる、ということを予測していました。

今から18年前も前にに今の大変化の発生と、新しい時代が見えてくる時期まで予測していたドラッカーの先見の明には、毎回驚かされるばかりですが、おそらくその根拠としては、産業革命など過去の歴史から想像しているはずです。

実際私も調べてみましたが、産業革命の時も最初の100年は新しい産業はほとんど起こりませんでしたが、1900年前後になると、突然大爆発的な大変化が起きていきます。

今回の情報革命も同様です。

ただ、産業革命はその大爆発まで約100年かかりましたが、今回の情報革命による大変化は約65年で、かなり早く進行していることが分かります。

これからの大変化のスピードも、想像以上の変化になるのでは、という私の予測はこのあたりを根拠としています。

あと実際ベースでいうと、2016年にAI(アルファ碁)が囲碁のプロ棋士に勝ってから、今年で3年目になります。この間多くの実用化の研究開発が恐るべきスピードで進んでいます。それが、今年あたりからリリースされてくると予想しています。

また、今年いよいよ民間の宇宙旅行も開始される予定です。

1900年初頭、馬車が当たり前だった時代から、たった15年で自動車しか走らない時代が起こった時以上の変化が、これから先数年間で起こっていきます。いままさにその時代の流れの中に入っているわけです。

こういった背景から、創造的破壊(disrupt:ディスラプト)な時代が、今年目に見える形になって現れてくる、というのが私の予測の根拠となります。

 

■2019年の提言

最後に、今年経営者のみなさまに行ってほしいことを戦略コンサルタントとしてご提案します。

それは、まずは引き続き「自分とは何か」を突き詰めることです。そして、定義された「自分自身」だけは変えずに、他のすべては変化させる、くらいの気持ちで時代への適応を検討すべきです。

そして、今年中には、変化後の「形」を固めて、その変化に特化してほしい時期でもあります。

実際に、変化に着手しても、試行錯誤が必要です。

実際に、変化に挑戦してみると、思いのほかうまくいかない、とか、逆に想像以上にうまく行った、などの結果が必ず出ます。その結果に応じて微調整が必ず必要となります。

私は、変化のフレームワークを、PDCAではなく、GPDCであるべき、とお伝えしています。

Gとは、Groundingです。つまり、地に足を付ける、ということ。もっといえば「自分とは何か」「私たちの事業とは何か?」に、最初のステップで必ず立ち返る、ということです。

Pの前に、必ずそれをすることで、「自分自身」を見誤ることなく、本来あるべき姿からブレのないPをすることができます。

多くの破滅していくケースとしては、Gを行わずに、Pだけやって、いつしか、何のためにやっているのか、何のためにやっていたのか、が分からなくなってしまい、衰退が始まります。一時期のSONYもそうでした。

したがって、変化の思考錯誤の過程では、常に「自分自身」を意識しながら、「自己定義」すらも微修正を加えながら、本格的な「変化後」の新体制をイメージする必要があるわけです。そして、その新しい「自分」に向けて突き進む準備を今年中に終えることができたら、時代の流れには十分乗っかれるはずです。

 

もし、まだ自己定義ができていない企業は、とにかく急いでください。

まだギリギリ間に合う段階です。

少なくとも、今年前半には、この問いの答えをある程度固めながら、後半には新体制に向けた試行錯誤を開始してください。

2026年には訪れているであろう、新時代を目指して。

 

では、みなさまにとって2019年がよりよい1年になりますこと祈念しております。

■補足

今年5月に新元号に変わります。

その勝手な予測をしたいと思います。

まず、「平成」の意味ですが、「平和に成る」という意味と、ダイバーシティなどのボーダーレスにより「フラットになる」という意味だと理解しました。このボーダーレス、フラット化においては、今後ますます進んでいくはずです。

では、ここからの次の時代は何か? まさに新しい時代を「切り拓く」時代になるのでは、と思いました。

そして、その先にある未来は、私たちが常々お伝えしている「自立型共創社会」です。

以上のことから、私の予想として、「拓」の文字と、「創」の二文字を挙げておきたいと思います。

どちらか一文字でも入ったら嬉しいですね(^^)

 

では、今年も『いきいき!わくわく!働ける未来』に向けて。

以上、キズナキャスト小林でした。

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今回の主な論点

①今年から、変化が更に加速する
②新時代が、目に見える形になって現れてくる
③今年すべきことは「自分とは何か?」の答えをベースに、新たな自己定義に積極的に挑戦
④今年目指すべきは、2026年に完成している理想的な未来の姿を明確すること
⑤変化のプロセスは、PDCAではなく、GPDCで

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