COLUMN
【社長ブログ】「瞑想」のやり方 ~基本編:自分を知り、知的生産性を革新する~

CATEGORY:5.イノベーション

TAG:小林広治 生産性革新

DATE:2018.10.26

「瞑想」のやり方 ~基本編:自分を知り、知的生産性を革新する~

こんばんは、キズナキャスト小林です。

先日、【不安と混乱の時代に、自らを助けてくれるのは本当の自分】というタイトルのコラムの中で、自分自身を知るための方法として、お金もかからずに誰でも手軽にできる方法の1つに「瞑想」がある、というお話しを致しました。

googleも取り入れているというこの「瞑想」について、今回はそのやり方を、私なりの方法になりますが、お伝えしたいと思います。

それにしても、スティーブ・ジョブスや、googleが取り入れた、という話題が出る前にこんな話をしたら、「えっ?怪しい宗教??」となっただろうと思います。

このように、外国で評価されないと、昔からあった母国の文化に自信が持てない日本人って、どれだけ自信失ってしまっているんだ・・・と少し悲しくもあり、情けなくもあります。。。

早く、日本人のプライドを取り戻せる日が来るといいですね。

さて、本題です。

まず、「瞑想」を始める前に、すごく重要なことがあります。

それは、「ポジティブ」なマインド状態を作る、ということです。

スターウォーズの映画のように、ダークサイドに落ちた状態で瞑想をしてしまうと、むしろ逆効果になってしまうので、実はこれはすごく重要ですので注意してください。

では、「ポジティブ」なマインド状態のつくり方を最初にお伝えします。

◆ステップ1.「ポジティブ」なマインド状態をつくる

以下のいくつかの方法論をお試しください。

人それぞれ合う合わないがありますし、またその日の状態によっても変わってくるかもしれませんので、それぞれ試してみてご自身でシックリくるものを使ってみるとよいでしょう。

1)過去の記憶の中で、一番自分が心地よかった記憶を思い出す
例:子どものころ家族と旅行に行った記憶、など

2)自分のイメージで、最高に心地の良い環境を想像する
例:お花畑を歩いているイメージ、山の中を歩いているイメージ、など

3)自然と一体になり、自分の身体が空気に溶けていくようなイメージを想像する

4)自分の身体をどんどん上に上げていき、最後宇宙に到達し、宇宙空間に漂っているイメージを想像する

5)ドラゴンボールの元気玉をつくるように、世界中の生き物からエネルギーを分けてもらうイメージ(両手を拡げて受け止めるイメージもベター)を想像する

 

ちなみに、5)とかは、誰かに見られると、変な人、危ない人、と思われかねないので、やる場所とそれを見ている人がいるかどうかに、ご注意してください(笑)

でも、不思議と両手を拡げると、ものすごいパワーが漲ってくるような感覚を、私は感じます。
ドラゴンボールの孫悟空になった気分です(^^)

なので、体調が悪いな、とかなんだか気分が落ち込んでいるな、モヤモヤするな、という時は5)をやったりします。

また、1)2)についてそのイメージを膨らませるときのコツは、できるだけ詳細にイメージすることです。

例えば、

・何が見えるのか?

・どんな音が聞こえるのか?

・身体では何を感じているのか?

・心では何を感じているのか?

みたいなことを、それぞれについてより具体的に、より詳細に記憶を思い出したり、イメージしてみたりしてみてください。

そうすることで、それとほぼ同じ環境にいるのと同じ脳の状態を作り出すことができるんだそうです。

そして、とにかく「ポジティブ」なライトサイドなマインド状態にすることが、この第一段階では重要です。

なお、最初慣れないときは、10分程度の時間だと、このステップ1で終わってしまうかもしれませんが、これだけでも十分リラックスする効果がありますのでおススメです。

 

◆ステップ2.「無」になる

次は、いよいよ「瞑想」の本番。いわゆる「無」になる、ということを目指します。

この「無」というのは、やってみるとすごく難しく、そもそも「無」とは何ぞや??と最初は考えると思います。

そこで、まずはこの「無」の概念についてご説明します。

まず、言葉の意味から考えてみたいと思います。

「無」の逆は「有」、つまり「有る」という状態です。

したがって、「無」というのは、「not 有る」つまり「有る状態ではない」ということになります。

「無」というと、「全く何も無い」と思ってしまうかもしれませんが、実は「有る状態ではない」というのが正しく、それは「全く何も無い」とは微妙に違います。

そして、瞑想で最初に目指す「無」は、この「有る状態ではない」になります。

ちょっと文章で読んでもピンとこないと思うので、もう少し説明します。

人の悩は、1つのことに集中すると、他のことには意識を向けづらくなります。

例えば、二人の話を同時に聞くこととかは、普通の人にはまずできないと思います。

なので、聖徳太子の7人同時、というのはホント変態的な才能ですね。

同じように、スマホに集中していたら、その時TVで何を言っていたか、誰かに話しかけられても「え?何か言った?」みたいなことは誰でも経験があると思います。

このときの「TVで言っていた言葉」や「誰かが話しかけた言葉」が、実は「有る状態ではない」ということになります。

また他の例でいうと、禅問答で、有名な、

「誰もいない森の中で、木が倒れたとして、その時倒れた音はするか?」

という問いもこれと同様です。

この答えは、「しない」なのですが、その理由は、誰も聞いていなければ、その「音」は、認識されていないので、「音として存在しない」ということになるんだそうです。

つまり、これも「有る状態ではない」ということになります。

整理すると、物事は、脳が認識した時点で「有る状態」になるのであって、脳が認識していないのは「有る状態ではない」、つまり「無」である、ということになるわけです。

したがって、瞑想における「無」とは、何かに1点集中することを心掛けます。そうすることで、他のことに意識が向かなくなり、結果的に集中している対象物以外は「無」になる、というわけです。

以上、「無」の概念について説明してきましたが、これは私の理解なので、他の方に聞いたら別の答えがあるかもしません。

でも、それでよいのです。あなたも自分にとっての「無」を感じ、考え、人に説明できるようになる、ということがこの「瞑想」を行うことの1つの大切な意義だと思います。

ちなみに、似た概念で「空(くう)」というものもありますが、これも非常に重要な概念なので、これもまた何かの機会にご説明したいと思います。

では、いよいよ「無」になるために何をどう意識すればよいかご説明します。

これもいくつか方法論がありますので、どれか1つにこだわるというのではなく、色々試してみたり、使い分けることをお勧めします。

私も、その日の中で、いくつも試しながら「無」を感じられるようになります。

<「無」になるための意識>

※基本的意識=1点集中=「無」

  • 1)視覚的1点集中
  • 2)聴覚的1点集中
  • 3)体感覚的1点集中
  • 4)呼吸に意識
  • 5)ボディスキャン

1)は、もし目を半眼(目を半開きした状態)で行う場合は、実際に見えている一点に視覚を集中する方法です。
もし、目を閉じて行う場合は、目を閉じた状態で見えているものに集中します。人は目を閉じていても、目の前は真っ暗ではなく、何かが見えてくると思います。それに集中して行きます。形が変わったりするので、それを楽しむのもいいでしょう。

2)については、聞こえてくる音に集中します。時計の針の音でもいいですし、雨の日であれば雨音に集中する、というのでもよいでしょう。

3)は、武道をやったことがある方なら聞いたことがあると思いますが、ヘソの下3cmくらいの身体の奥の「丹田」に集中する方法です。丹田以外でも、目と目の間の「眉間」や胸の奥など身体の中心線のあるところであれば、同様の効果があります。ご自身で集中しやすい場所を探してみるのもいいと思います。

4)は、3)の応用編の1つで、自分の呼吸に集中する方法です。鼻から吸ってもよいですし、口から吸ってもよいです。肺いっぱいに吸いこんだら、少しだけ止めてから、ゆっくりと大きく吐き出していきます。この呼吸にだけ意識を集中する方法です。

5)も、3)の応用編の1つで、全身を頭の先から足の先までCTスキャンするようなイメージで輪切りにゆっくりと下ろしていくイメージです。そして、その場所がリラックスできているかどうかを確認しながら、もし力みがあればその力みを緩めながら、その輪切りを下ろしていきます。足の先まで行ったらまた頭の上からスキャンしなおします。それを全身リラックスできるまで何度も繰り返します。

<瞑想のポイント>

・頭で理解するよりも全身で感じること
例えば、呼吸した時にどんな変化があるかどうかを感じる、とか自分自身の身体で感じる、ということが大切です。

例えば、息を吸った時には、身体の筋肉はどうしても力が入ります。また、息を吐いていくと脱力できます。これも1つの気付きです。

・骨で座る
「瞑想」を通じて、身体的には、「無」を目指す中で、全身脱力を目指すわけですが、その時のポイントの1つが「骨で座る」ということです。

これは説明しづらいのですが、坐骨に身体の重心があり、そこに背骨が乗っかるような座り方ができると、身体に力を入れることなく、座りが安定します。

私が最近これができるようになったと思ったのは、お尻の下に座布団をひいて、半跏趺坐(はんかふざ)と言う座り方をしてから、この「骨で座る」というのができるようになった気がします。

これでより「全身脱力」に近づけたという実感があります。

このように、一度全身脱力ができたと思ったら、もっと脱力できないか?まだどこかに力みは残っていないか?と感じたり、考え続けていると、それに気付けたりします。なんでもそうですが、成長するのは、一歩一歩なのです。

<ちょっと高度な取り組み>

私は瞑想を続けて3年ほど経ちますが、続けることで、少しづつ「全身脱力」のレベルが上がってきています。

そうすると、身体の脱力はできても、口が脱力できていない、とか目が脱力できていない、ということに気付いたりします。

そこで、口の脱力するには、口を半開きにすると力まなくなることに気付きました。

また、目の脱力をするためには、頬を緩めると力ななくなることに気付きました。いわゆる口角をあげる、という方法です。

そうすると、不思議と頭の皮膚というか筋肉というかが脱力でき、結果として脳が脱力できている感じを得ることができました。

なので、仏像とかの表情をみると、そのほとんどは非常に穏やかですよね。あれがまさに「無」の境地な状態なのかな、と思っています。

<瞑想の意義>

最後に、私がなぜ瞑想を続けているのか、瞑想の意義をどう捉えているのかご説明して終わりたいと思います。

私は、生まれながらの「生産性オタク」として、自分の生産性を高めることにずっと執着しています。

その中で、物理的な生産性は、ほぼやりつくした感があります。

しかし、知的生産性、創造性、つまりクリエイティビティについてはまだまだ改善の余地があるし、またそのポテンシャルの高さが半端ないということを何年か前に気付き、この数年はその改善に執心しています。

そんなときに出会ったのが「瞑想」でした。

実際に、「瞑想」をすることで、私は「ひらめき」をほぼ自由に使いたい時に使えるようになりました。

いいアイディアがほしい時に、今までにない革新的なアイディアが溢れ出てきたらいいと思いませんか??

私は、これを「瞑想」で手に入れることができました。

また、この「瞑想」とは何か?と考えたときに、まず考えたのが「引くソリューション」だな、ということです。

以前、こちらのコラムで書いた通り、世の中に「足すソリューション」があふれる中で、ファスティングなどの「引くソリューション」が本質的な成果をあげられる、という話をしました。「瞑想」はその代表格です。

>>『【社長ブログ】「引くソリューション」で革新的成果をあげる。』はこちら
https://www.kizunacast.co.jp/column/181017/

あと、もう1つ大切な気付きは、「瞑想」は、「心と体のゼロポジションを知る訓練と戻す訓練」だということです。

例えば、ダイエットするときに、体重を毎日測ることが、その成果に繋げる大切な行動、ということはご存じだと思いますが、それは自分自身の現在の状態を毎日測ることで知る、ということにあります。

これが分かれば、今日は少し太り気味だから押さえておこうとか打ち手に繋げることができるわけです。

しかし、逆に体重を量らないと、感覚で判断することになります。

毎日体重を量っていると分かりますが、お腹が空いているから体重が軽いと思いきやそうでないこともありますし、逆に満腹感があるから太ったかな、と思っても実は体重は減っていたり、ということがあります。

会社の経営でも同様です。
なぜ経理を付けるのか、と言えば、税務申告のため、ももちろんありますが、本質的には、経営者がいまの経営状態を正しく把握し、スピーディに次の打ち手に繋げることにあります。

したがって、何かの分野でよりよい成果を上げようと思えば、現状を正しく把握する、というのが基本中の基本になります。

そこで、クリエイティビティを生み出すための、脳の状態、身体の状態を正しく把握することが重要であり、それを毎日計測する方法が「瞑想」、ということになります。

「瞑想」では、頭の中では「無」を目指し、身体は「全身脱力」を目指します。

つまりこれは、脳と身体の「ゼロポジション」に戻ることを意味しています。

そして、毎日やっているからこそ気付くのですが、「今日は脳の中がワチャワチャしているな」とか「身体が疲れているな」とかにいち早く気づくことができます。

気付くことができれば、打ち手を考えられます。

武道の達人は、いつもリラックスしてスキがないように見えますが、彼らはこう言います。

「私も、ブレることはあります。しかし、他の人よりもいち早くブレに気付くことができ、そしていち早くブレを戻すことができるのです。」

まさに「瞑想」は、それを実現してくれるためのテクニックと言えます。

このように、「心と体のゼロポジションを知る訓練と戻す訓練」だと考えると、人との比較するのものではない、ということが理解できると思います。

つまり、向き合っているのは「自分自身」なのです。

そのため、「人より上手にできる」とか「下手」とかは全くナンセンスです。

昨日の自分、いつもの自分と比較して、今日がどのような状態なのか、を知ることが重要なのです。

そして、そのブレをどうすれば戻せるのか、を自分なりに工夫して、持っておく、ということが自分にとっての財産となります。

そして、最後にもう1つだけ。

脳の中からも、身体からも「無駄」を排除して行くと、最後に残るものは何でしょう??

それは、「自分自身」です。

したがって、毎日「瞑想」することで、自分自身と向き合い、自分自身を知ることができます。

是非、あなたも「瞑想」を通じて、多くの気付きを得て頂ければと思います。

それはきっとあなたにとってかけがえのない一生の宝となることでしょう。

 

そして、『いきいき!わくわく!働ける未来』へ。

ご参考になれば幸いです。

以上、キズナキャスト小林でした。

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今回の主な論点

①瞑想を始める前に必ずすべき準備:「ポジティブ」なマインドセットの構築
②「無」というのは、「有る状態ではない」
③「無」になるためには、何かに集中すること
④「瞑想」は、「心と体のゼロポジションを知る訓練と戻す訓練」
⑤「瞑想」で向き合っているのは「自分自身」

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