コロナの感染者数が落ち着いてきて、リアルでの対面の価値を再確認されていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
確かに、オンラインとは違い、直接会ってのコミュニケーションは、画面からは読み取れない多くの情報があり、人は普段これだけ大量の情報交換を知らず知らずのうちにやっていたことにも気付けます。
では、第6波が懸念されているコロナですが、仮に第6波が来なかったとして、またもし来たとしてもいつかコロナが落ち着いたとして、リモートワークは、将来的になくなるでしょうか??
わたしは、明確に
「リモートワークは、なくならない!」
と断言します
なぜならば、コロナ前から始まっていた、と私が以前から主張している「指示命令型競争社会→自立・共創型社会」という時代変化は不可逆なもので、コロナは「人の自立」を加速しただけであり、このリモートワークの流れも、遅かれ早かれ、その時代は来ると考えていたからです。
そして、事実私の会社は、10年以上前から、全メンバーフル在宅、フルリモートでやってきましたから、このリモートワークの心地よさは、まず自分自身が手放せませんでした。
先輩経営者からは、
「日本人は、土地神話が強いから、事務所は持ったほうがいいよ」
と言われ続けていたのですが、どうしても自分自身が事務所通いする気になれず、ズルズルしていたら今回のコロナが勃発。
社会そのものが、私たちの経験、体験に追いついてくれたおかげで、むしろその方からも、
「コバちゃんの判断は、時代を先取りしていて、すごいね!」
と、手のひらを返したように、ご評価頂いちゃいました。
では、世の中の皆さんは、これからどう判断するでしょうか?
少なくとも、リモートワークを経験した人たちは、みんなこの心地の良いワーク環境を手放せなくなるのではないでしょうか?
そうなると、きっと私たちと同様に
「えっ?いまさら会社に通わないといけないの??」
となるのは、当たり前だと思います。
事実、アンケートでもこのような結果が出ています。
したがって、私としては、「リモートワーク」は、今後企業が生き残るための機能として必須になる、という考えです。
しかしながら、同調査でも下記のような気になる結果がでています。
企業の経験値としてまだ1年ちょっとなので、ある意味仕方がない状況だとは思いますが、これはリモートワークを企業の機能の一部にするためには、改善すべき重要課題と言えます。
事実、私たちも10年前にリモートワークを始めた頃は、色々な試行錯誤をしました。しかし、今となっては、「リモートワーク=生産性低」なんて感じたことは1ミリもありません。
むしろ、いまから事務所を構えた方が生産性は下がる気がします。
ただ、確かに、特定の業務に関しては、会って確認した方が良い場合があることは間違いありません。そのような場合は、対面してのミーティングも行います。
しかし、私たちのコミュニケーションのほとんどはオンラインだけ。
対面のコミュニケーションは、年に数えるくらいしか行っていません。
では、どうすればこのようにリモートワークで、生産性を落とすことなく、むしろ生産性をあげられるような仕事ができるのか?
それには、いくつかの必要条件があります。
当然のことながら、ITのツールを導入しなければ成り立ちません。でも、私たちが主に使っているITツールは以下の通りで、見ていただければお分かりになると思いますが、そんなに多いわけではありませんし、きっとすでにほとんどの企業が導入しているものばかりです。
ちなみに、社内コミュニケーションツールの()内の数字は、ちゃんと計測しているわけではありませんが、利用度のイメージです。
こうしてみると、ほとんどチャットで済ませていることがわかるのと、ITツールと言いながら、コミュニケーションツール以外は、データのやり取りをするためのDropboxしかないことがわかりました
ただ、ちなみに、コミュニケーションツールについては、運用のルールを徹底することを重要視しています。なぜならば、「データは一元管理」が絶対条件だと考えておりまして、どのツールでやりとりしたかをあとで考えたり、探したりするのがとても大きなロスになるからです。
当社の場合は、全てのマスターコミュニケーションを「チャットワーク」と決めています。
そして、チャットワークの場合は、運営会社のポリシーとして「既読」機能をつけない、ということなので、「チャットワークに入れたので見て!」「返事ください!」というのを、その他のLINE等のツールを使って行います。
また、文字だけでは説明しきれないものや、口頭の方が早いものは電話またはZOOMということになります。できる限り、顔を見て話した方が、お互いの状況の確認にもなるので、最近はできる限りZOOMを多めにしていますが、それでも全体の3%くらいな気がします。
このように、当社ではコミュニケーションのルールだけではなく、いくつも仕組み化してまして、そのお陰で、今年3月に採用した4名については、面接からその後の採用の手続き、そして業務の引き継ぎまで全てオンラインで、まだ一度もリアルで顔を合わせていません。
それでも、業務に全く支障がなく回せているのは、既存のメンバーがしっかりしているお陰であるのは間違いありませんが、仕組みがちゃんと機能しているという証拠でもあります。
ただ、先のアンケートの結果を見る限り、まだ多くの企業が「リモートワーク」に対して、試行錯誤を続けている段階だと思います。
そして、多くの企業が、リモートワークになってからの社内のコミュニケーションに悩みを抱えているようです。
そこで、今回特別に、この記事をご覧になられている方限定で、当社が実践している「リモートワークでも、たった30分で社内の一体感を取り戻す方法」を動画にまとめましたので、こちらをプレゼントさせていただこうと思います
こちら期間限定のプレゼントになりますので、もし「いいな!」と思ってくださったら、お知り合いの方で、リモートワークで困っている経営者や人事担当の方などいらっしゃいましたら、ぜひこちらをシェアいただければと思います☺️
みなさまの、よりよい未来に貢献できましたら幸いです☺️
そして、最幸な未来へ、みなさまとともに。
※もし内容に共感していただける部分などございましたら、ぜひ下記より「シェア」や「いいね」していただけませんでしょうか。そして、「いきいき!わくわく!働ける未来」に向けて共に行動できましたら幸いです。
イベント情報やコラムの更新情報をご希望される方はこちら