DATE:2019.05.16
先月末、10連休の初日となりました4月27日(土)に、「共に、学び、考え、繋がる」をテーマとした初めての試み「きずなラボ(仮)」を開催しました。
場所は、早稲田大学のシンボル「大隈講堂」の目の前のタワー型の建物「大隈記念タワー」の15階にあります「森の風」というレストラン。
まずは13時から予定通り第一部の「きずな読書会」を開始しました。
今回の課題図書、岩崎夏海さん著の「もしドラ」を使って、フォトリーディング®️ 的な要素を交えながら、自分と仲間の今抱えているリアルな課題を解決する、に挑戦しました。
実際に本を読んでいる時間は、たったの10分。これだけで問題解決できる新しい本の読み方を体感された参加者の方からは
「これから毎朝10分間の本を読む習慣を身につけます!」
「連休中に、積ん読されている本を読みます!」
と言った声が聞こえてきました。
次の第二部は「きずな研究会」。
今回のテーマは「『三方よし』は、ビジネスの大原則と言えるのか?」
本題に入る前に、そもそも「原則」とは何か? 「本質」とは何か? というまさに本質的なテーマから始めました。また、講師のクマゲラ先生からは「三方よし」の歴史などをご説明頂き、諸説ありながらも江戸時代頃から言われていたというこの価値観から日本らしさを感じることもできました。
そして、「三方よし」の理解が深まったところで、「VWの排ガス不正」の問題を取り上げ、事業を継続する上で「三方よし」は守るべき原則なのか? 特に「世間よし」の視点は、企業経営において必須なのか? についてテーマを移しました。
まずは、クマゲラ先生から「VWの排ガス不正」の問題がどのように準備されていったのかについてクマゲラ先生の自説も交えながら詳細にご説明を頂き、その後参加者で今回の事件と、今後自分たちの事業がどうあるべきかについて話を展開致しました。
この場で重視したのは、「正解は何か?」ではなく、一人一人が何を感じ、自分自身がどうあるべきか、の価値観を確認することだと位置付けました。そのため、今回も参加者の方お一人お一人がそれぞれの判断材料を深めることができ、よい討論ができたと思います。
そして、最後は第三部「きずな懇親会」。
単なる懇親会ではなく、参加者お一人お一人にとってメリットのある場にしたい、という小林の想いもあり、まずは一人づつ当社との関係性を小林からご紹介させていただいた上で、みなさまご自身で、ご自身の強み、今抱えている悩み、などを発表頂きました。
通常このような場ですと、誰ともお話できずにいらっしゃる方もおりますが、今回はこのご紹介や発表をきっかけに参加された皆さまが、お話が膨らむ様子が見られ最高な笑顔をされていました。
ただ、ちょっと紹介に時間がかかってしまったのと、会場の閉店時間が予定より30分短縮されてしまったことで、参加者同士の自由な会話をする時間が物足りなかったかもしれません。それもあってか、次の二次会も多くの方がご参加くださり、終電ギリギリの深夜まで盛り上がりました(^^)
なお、今回のイベントは、クマゲラ先生のご協力により、参加費を無料でご提供させていただくことができました。改めて、クマゲラ先生には感謝申し上げます。
また、当日当社で支援させていただいているテラ・ルネッサンス様をご紹介させていただいたところ、参加者のご有志の方々からご寄付を頂きました。こちらでお預かりさせていただいたのは、第一部から第三部まで合わせて10,604円となります。
こちらは早速連休明けに振込手数料540円を引いて、10,064円を振込させていただきましたのでこの場をお借りしてご報告致します。
なお、テラ・ルネッサンス様の活動は、理事の鬼丸さんの講演を2年ほど前に小林が聞いたことがキッカケで知るに至ったわけですが、アフリカの紛争地域での子ども兵や、東日本大震災の被災者の皆さまに対して、「仕事」を通じての自立支援をなされています。
私たちの掲げている「いきいき!わくわく!働ける未来へ」は、当然のことながら私たちだけでは実現できません。そのために、同じ未来を見て、行動されている団体さまに少しでもお力になれればと思い、ご支援させていただいておりますが、テラ・ルネッサンス様はそのうちの1社になります。
鬼丸さんのお話は毎回感動しますし、また日々の便利で豊かな生活がどうして成り立っているのか、そして自分自身はどう生きるべきなのか、など深く考えさせられます。もし、みなさまも機会がありましたら是非お聞きになられますことをお勧めいたします。
テラ・ルネッサンス様に関する詳細は、下記サイトをご覧ください。
最後に、このような充実した1日を過ごさせていただきました、レストラン森の風の陰山店長、そしてスタッフの皆さま、今回も大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。
■今回のアンケート結果:参加者総数19名
■参加者の方の声
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