やがて、みんなをつなぐもの
日本人が古くから大切にしてきたもののひとつ「キズナ」。 2011年3月11日以降、「キズナ」という言葉を多く耳にするようになりました。 人は、他人との「キズナ」を感じなくなると、得てして利己主義に走り、思いやりにも欠け、人間的なココロを失いがちです。私たちは、このような日本人のココロを忘れないよう、そして日本人が培ってきた文化や価値観を大切にし、学び、実践し、世界に広げていこうと考え、「キズナ」というワードを社名に入れています。
さて、今世の中は大きく変化を続けています。では、その本質は何でしょうか?
私どもは、「情報化社会が終わり『知識創造社会』に入ったこと」と受け止めています。
では、『知識創造社会』とは何か? 人の知識をそれぞれの感性によって組み合わせ、新しい付加価値を生み出す時代、と当社では定義しています。人の知識と感性は人それぞれまったく違います。同じDNAをもっていたとしても、その後の人生における学びや経験が必ず変わりますから、まさに十人十色、100人いれば100通り、1,000人いれば1,000通りの発想と付加価値が生まれます。つまり、これからは「人」そのものが最大の資産であり、かつ最大の差別化要因となる時代といえます。
私たちは、新しい『知識創造社会』における人の在り方は、より自由に、よりハッピーであるべき、だと考えています。それは、そうなることで、高い発想力が生まれ、より付加価値の高い商品、サービスを生み出すことができ、結果として優位性の高い事業が構築できる、と考えているからです。
私たちは、『知識創造社会』における企業と人の正しい在り方を伝え、人材の知的生産性を高めます。また、組織における新しい時代にマッチした正しい戦略作りと、企業の『稼ぐ力』を高めることを支援してまいります。
本日から弊社は17期目を迎えます。 人で言うといよいよ高校1年生です。成人まであともう少し。 純朴な子どものように、高い志を持ち、一歩一歩着実に歩み続け、お取引先企業さま、そしてわが祖国日本、そして大きくは世界に対して、貢献できる存在であり続けられるよう、努力してまいります。
何卒これからも引き続き、格別なご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2016年4月1日
株式会社キズナキャスト
代表取締役小林 広治