古新 舜(Shun Coney)さん (社会派映画監督)
コスモボックス株式会社代表取締役
一般社団法人分身ロボットコミュニケーション協会理事長
デジタルハリウッド大学 非常勤講師
古新さんは、社会派映画監督として、様々な社会問題を映画を通じて解決されようとしている高い志をお持ちのクリエイターです。
昨年2019年のロサンゼルスの映画祭で「最優秀脚本賞」を受賞、また今年に入ってからは、小説「ノー・ヴォイス」が中学の入試問題で採用されたりと、社会からの注目と、活躍の場を広げていらっしゃいます。
また、教育分野については、20代のころの予備校講師のご経験に始まり、その後アクティブラーニングの知見を深め、ご自身の子どもの頃の辛い過去からも、同じような思いを子どもたちにさせたくない、という熱く強い想いのある教育者としての側面もお持ちの方です。
早稲田大学理工学部応用物理学科卒業
同大学院国際情報通信研究科修了(国際情報通信修士)
デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科修了(DCM修士)
日本個人心理学会 日本アクティブ・ラーニング学会
ELM勇気づけトレーナー・アチーバストレーナー
「Give Life to Your Story!―物語を動かそう!―」をテーマに、映画と教育の融合を通じて、大人と子どもの自己肯定感を共に引き出していく共育活動を行なっている。
学生時代に長年、いじめや引きこもりを経験。駿台予備校物理科講師を10年務めた後、映画監督となる。物理学、心理学、映画学など文理芸術の分野を横断した研究を行い、既存の枠に捉われない創造的価値の発掘を活動の主眼としている。
米国アカデミー賞公認映画祭ショートショートフィルムフェスティバル2年連続入選、山形国際ムービーフェスティバル「部門最高賞」「船越英一郎賞」W受賞、長岡インディーズムービーコンペティション「グランプリ」受賞、いばらきショートフィルム大賞「奨励賞」など、過去の作品でのべ40以上の映画祭で受賞・ノミネートを果たしている。
母校の早稲田大学では「大隈記念奨学生」として卒業生代表に選ばれ、同じく母校のデジタルハリウッド大学大学院では「学長賞」を受賞。
初の長編映画「ノー・ヴォイス」では、捨てられる命ゼロを目指してをテーマに、日本の殺処分問題の現状と犬猫の命の大切さを描き、各地で上映会が行なわれ、2019年には、小説・DVDが発売。2020年には、普連土学園中学校の「国語」の入試問題に採用される。
また、クリエイティブと共に、経営・ICTの活動面でも評価を受け、一般社団法人テレコムサービス協会主催・総務省関東総合通信局共催の「第3回ビジネスモデル発見&発表会・全国大会」にて「中小企業庁長官賞」を受賞する。
法務省主催の「人権シンポジウム」講演、月刊誌「致知/致知随想」、東京新聞、朝日新聞、埼玉新聞などメディア出演や講演会活動を積極的に行うと共に、学生や社会人向けにコミュニケーション力を育む“映画×アクティブ・ラーニング”ワークショップ「シネマ・アクティブ・ラーニング」を全国で展開している。
最新作となる長編映画「あまのがわ」は、不登校の女子高生が分身ロボット“OriHime”と共に、屋久島・鹿児島を旅する物語。主演は、本作が映画初出演&初主演となり、第100期朝ドラ「なつぞら」で広瀬すず演じるなつの幼馴染・夕見子役で好演をした福地桃子。本作は、第31回東京国際映画祭「特別招待作品」として選定され、現在海外6つの映画祭でノミネート、ロサンゼルスJFFLAにて「最優秀脚本賞」を受賞する。